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映画づくりを通じた地域振興と人材育成

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Himebuta-no-kai ( a volunteer group creating films staged in Ehime, Japan )

まつやま市民映画事業(第2回作品)NEWS&FAQ












第2回まつやま市民映画事業

第35回まつやま市民シンポジウム記念作品



湯けむりのむこう、
ふいに花開いては消えていく。
この夏、道後に咲いた三つのゆだまの物語。


  • ストーリー


     これは、同じ3日間を道後で別々に過ごすことになった、3人の女性のオムニバス・ストーリー。
    夏のある日、同じ飛行機で松山空港に降り立った3人の女性がいた。

     美咲(みさき)は都会に憧れる松山在住の高校生。東京の大学のオープンキャンパスと観光を楽しんで帰ってきた。数日後には志望校のAO入試を控えている。
     大学生の真白(ましろ)は道後にある老舗旅館の娘。現在通っている東京の大学の仲間たちとの女子旅を兼ねて帰省してくる。
     椿(つばき)は東京の広告会社で働くOL。親類の葬儀で一時帰郷してきたが、父との仲が悪く、実家に帰らず道後に滞在する。

     同じ時間、同じ場所にいるはずの3人だが、お互いが顔を合わすことはない。道後での3日間をそれぞれの立場で過ごしながらも、3人はそれぞれが悩みを抱えていた。
     道後温泉本館でのアルバイトに精を出しつつ、知らぬ土地で一人ぼっちの受験に不安を覚える美咲。
     真白は、家族から女将を継ぐことを期待され、そのことを重荷に感じていた。かつての恋人が道後で働いていることを知り、懸命に探すがなかなか会えない。
     椿はそれまで興味のなかった道後の歴史に触れながら、自分が本当になりたかった夢を思い出す。そして自分の知らない間に勝手に再婚した父のことを憎んでいた。

     来年から大規模な改修工事が始まる本館。そこは観光客も地元の人たちも一緒に汗を流す場所。湯船に咲く湯玉の向こうで、癒しと交流が自然と生まれる場所。1羽の白鷺が傷を癒やし飛び立っていった伝説がある道後の湯は、3人の女性たちの心も癒やすことができるのだろうか―。



        


  • 解説


     それまで映画制作に携わったことのない市民を公募、地元を中心に活躍する映画監督・森幸一郎が指導・プロデュースする「まつやま市民映画事業」の2回目。地元の文化振興を目的に、松山市と松山青年会議所が中心となって「映画制作に関わりたい・出演したい」市民を公募。監督は公募から選ばれた田村英明が務め、7月末のクランクインから約2カ月半で撮影および編集作業等を行った。
     今回は道後が舞台。来年より長期間保存工事に入る松山観光のシンボル道後温泉本館の「今」を、市民たちの手によって映画という形で遺すことをテーマとして制作され、また今までにない本館の「内」側を描いた作品になっている。
     2018年10月、第35回まつやま市民シンポジウムを締めくくるイベントとして、松山市総合コミュニティセンターで上映された。






      

     





     

      




主演:黒川華連・大西史華・安樂日咲

プロデューサー:森幸一郎

音楽:池田和憲・田中到   主題歌:たけやま3.5

主催:松山市・公益社団法人松山青年会議所   協力:ヒメブタの会

監督:田村英明   助監督:市川ひなみ

出演・制作:公募で集まった松山市民のみなさん







2018年制作 1920×1080 カラー 73分






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